江戸時代、松本藩の領内であった安曇郡一帯は幾つかの組に分類され、そのうちのひとつに長尾組がありました。組には小さな村落があり、それぞれに庄屋がいたわけですが、その庄屋をさらに束ねる役割を担う、大庄屋と呼ばれる存在の豪農がいました。そのひとつが今回の舞台となる堀金岩原の大庄屋・山口家です。
しかし、安曇野の最西端で里山の麓に位置する岩原地区のなかにあって、山口家はさらに奥まった、まさに山に張り付くような平地の最奥にその居を構えています。大庄屋も勤めるほどの家格の屋敷がいったいなぜ、村落の中心ではなくこのような村はずれの場所に広大な屋敷を構えることになったのか?
今回の物語の案内人は、地元・岩原地区出身で山口家とも縁の深い百瀬新治さん。江戸時代を通じて務めた庄屋だけでなく、近代以降も明治から昭和にかけて代々村長を務めてきた深い歴史の物語を持つ山口家と、その物語の背景となる烏川や農村の実情を紐解き、安曇野の里山文化に触れる旅に出ます。
※コースは一部未舗装のハイキングルートも含まれます。予めご了承ください。
※新型コロナウイルスの感染防止対策として参加の際はマスクの着用をお願いいたします。また、発熱や咳などの症状がある場合は参加をお控えください。
案内人
百瀬 新治 さん
自分のふるさとで昔の面影を色濃く残す地域「安曇野市堀金岩原」を盛り上げるため、「岩原の自然と文化を守り育てる会」を立ち上げ、同じ志を持つ仲間たちと精力的に活動中。元小学校教諭の経験から、堅苦しくなく楽しく学ぶことを大切にしている。元豊科郷土博物館館長。
開催日 |
2022年4月27日(水)
09:30〜12:00 開始時間の10分前にはお集まりください。 |
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集合場所 |
国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区 ガイドセンター(公園中央口) |
ルート概要 | 約2.4km 国営アルプスあづみの公園ガイドセンター 〜 県営烏川渓谷 ~ 山神社 ~ 大庄屋山口家 |
参加費 | 2,900円(施設入館料含む) 、保険料含む。 |
定員 | 10名(要予約) |
コースID | cbs19-0031 |
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- 新型コロナウイルス感染防止対策としてのマスク着用は、お客様はじめ案内人、スタッフ共に各自の判断に委ねさせていただきます。ツアー内で非着用の方がおられる場合がある点をご理解の上、ご参加ください。また、発熱や咳などの症状がある場合は参加をお控えください。