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【安曇野穂高】天蚕幼虫時代の素敵な贈り物を使って染め物に挑戦☆

〜 鐘の鳴る丘集会所でシルク生地をグリーンに仕立てよう 〜

天蚕とは山繭蛾(やままゆが)の繭から取れる繊維を指し、蚕とは蚕蛾(かいこが)から取れる繊維を指します。同じ天然繊維なんですが一般的にはお蚕様の方が馴染みはありますね。安曇野市の穂高有明地域は、天蚕に適した条件が揃っており自生も多数いたほか、1780年に人工飼育が日本で始まった地域でもあります。戦争の影響や代替品の出現で一時は幻の糸となった天蚕ですが、1970年代に復活の機運が高まり、近年ではその価値が注目されています。

今回はそんな天蚕の「幼虫時代の素敵な贈り物」を使って、シルク生地の染め物を行います。素敵な贈り物とは….生活生産物である幼虫の「フン」。フンといっても天蚕の幼虫のフンは、細かく刻まれた葉の塊が固く凝縮されたもので無臭であり、お茶としても飲めるといわれています。

会場は、大正時代に有明温泉の名で大変賑わった温泉旅館を移築した鐘の鳴る丘集会所。染めの待ち時間は敷地内にある穂高郷土資料館で、市の職員の方から鐘の鳴る丘集会所についてもご案内いただきます。

天蚕農家古田さんだからこそ実現できた貴重な体験企画。葉っぱが濃縮されたフンで、シルク生地がどのように染まるのか楽しみですね。

※染めるシルク生地はバンダナほどの大きさです。

案内人

古田 春江 さん

天蚕(てんさん)の幼虫に恋焦がれ、安曇野の伝統産業である天蚕農家となる。品種改良や独自の技術により、「安曇野エメラルドグリーン」(薄緑色の光沢が強い絹糸)を安定生産へ導いた。世界遺産「薬師寺」の繍仏の光背部分はこの糸により復元される。天蚕を多くの方に知ってもらうため精力的に活動している。
※天蚕とはヤママユのこと

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開催日 2019年9月14日(土) 09:30〜12:00
開始時間の10分前にはお集まりください。
集合場所

鐘の鳴る丘集会所 ※駐車場あり

ルート概要 1鐘の鳴る丘集会所 ~ 2穂高郷土資料館
参加費 2,500円 ※材料費、穂高郷土資料館入場料、保険料含む。
定員 10名(要予約)
コースID cbs19-0015



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