安曇野の代表的な風景といえば北アルプスを背景とした田園風景ですが、よもやこの地域に干ばつに苦しんだ歴史があったとは想像し難いですよね。水不足の原因は扇状地が複合的に重なっていることで、川の水が地中に取り込まれてしまうためであり、安曇野において「水」は村同士の争いにも発展するほど貴重なものだったんです。
命をつなぐ貴重な水。今回のツアーでは烏川の川上(かわかみ)で、扇頂(扇状地の始まり地点)に位置する安曇野市堀金岩原を舞台として生死を分けた水と堰の遺構を辿りながら、田んぼの用水確保のため奔走したであろう当時の村人達のたくましい姿とその執念を追いかけます。
案内人はこの地域で生まれ育った百瀬さん。安曇野といえば真っ先に思い浮かぶ田園風景がツアー終了後はきっと違ったものに見えてくるでしょう。
案内人
百瀬 新治 さん
自分のふるさとで昔の面影を色濃く残す地域「安曇野市堀金岩原」を盛り上げるため、「岩原の自然と文化を守り育てる会」を立ち上げ、同じ志を持つ仲間たちと精力的に活動中。元小学校教諭の経験から、堅苦しくなく楽しく学ぶことを大切にしている。元豊科郷土博物館館長。
開催日 |
2019年7月20日(土)
09:30〜12:00 開始時間の10分前にはお集まりください。 |
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集合場所 |
砂渡山神社 ※安曇野市堀金の須砂渡食堂の隣り。駐車スペースあり |
ルート概要 | 約2.5km 1山神社 ~ 2烏川 〜3取水口 ~ 4周辺の堰と田んぼ |
参加費 | 1,500円 保険料含む。 |
定員 | 10名 |
コースID | cbs19-012 |
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