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【安曇野堀金】お蚕様と対極をなす天蚕とは?淡い緑の絹糸が紡ぐ世界遺産とのストーリー

〜 天蚕農家古田さんの愛情あふれる飼育林を拝見しよう 〜

天蚕(てんさん)って知っていますか?蚕(かいこ)とは違うの?

天蚕とは山繭蛾(やままゆが)の繭から取れる繊維を指し、蚕とは蚕蛾(かいこが)から取れる繊維を指します。同じ天然繊維なんですが一般的にはお蚕様の方が馴染みはありますね。

安曇野市の穂高有明地域は、天蚕に適した条件が揃っており自生も多数いたほか、1780年に人工飼育が日本で始まった地域でもあります。戦争の影響や代替品の出現で一時は幻の糸となった天蚕ですが、1970年代に復活の機運が高まり、近年ではその価値が注目されています。

さて、前置きが長くなりましたが、本コース案内人の古田さんはそんな「天蚕」に惚れ込んで、天蚕農家にまでなった方。その情熱で品種改良や独自の技術開発を続け「安曇野エメラルドグリーン」(薄緑色の光沢や色味がより強い絹糸)を安定生産へ導きました。この糸は世界遺産薬師寺の繍仏(布の仏様)にも採用されたんですよ。

天蚕が紡ぐストーリー、一緒に飼育林を拝見しましょう!

案内人

古田 春江 さん

天蚕(てんさん)の幼虫に恋焦がれ、安曇野の伝統産業である天蚕農家となる。品種改良や独自の技術により、「安曇野エメラルドグリーン」(薄緑色の光沢が強い絹糸)を安定生産へ導いた。世界遺産「薬師寺」の繍仏の光背部分はこの糸により復元される。天蚕を多くの方に知ってもらうため精力的に活動している。
※天蚕とはヤママユのこと

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開催日 2019年5月26日(日) 10:00〜12:00
開始時間の10分前にはお集まりください。
集合場所

国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区 堀金口

ルート概要 約2.5km 1堀金・穂高地区 堀金口へ移動 ~ 2公園入場 ~ 3公園内飼育林 ~ 4公園横断散策、一旦公園外へ ~ 5堀金・穂高地区 中央口 ~ 6公園内クラフトゲート匠の杜、解散
参加費 1,500円 ※別途公園入場料がかかります(15歳以上大人450円・65歳以上シルバー210円) 保険料含む。
定員 10名
コースID cbs19-007



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